
「最後まで生き残るもの。それは、力の強いものでも、頭のよいものでもない。ただひとつ、最も変化に適応したものが生き残る。」
こちらは、ダーウィンの『進化論』の一節です。
「地上で最大最強で栄華を誇った恐竜は環境の激変に適応できず絶滅し、その環境の中、生き残ったのは小さな小さな【哺乳類】、その後 繁栄を極めることになる我々、人類の祖先でした。」
この話は、現在の日本の食品小売業界の環境変化に酷似しています。
驚異的な高齢化を迎えた日本は、“消費の主役”が代わり、食品小売業界にとっては未曾有の「環境変化」が起こっています。
これまで消費者の多くは、大量に生産された商品を、より安価に、より効率的に、購入できること、大手スーパーの存在に価値を感じていましたが、驚異的な高齢化を迎えた日本において、“消費の主役”となった中高齢者は、少しぐらい高くても「本物志向のこだわりの商品」を求め始めています。
しかも、そういった商品を遠くの大型スーパーではなく、近所の商店街で、日常会話をしながら買い物をしたい、というニーズが急速に現れつつあります。
しかし、これまで食品小売業界で最大最強だった大手スーパーは、その環境の変化への適応に苦しみ、大きすぎる体は簡単には環境の変化に適応できていません。
今、消費者に求められているものは、
「日常価格で購入できるような本物志向のこだわりの商品」と、
「昔ながらの商店街で、日常会話の中で商品のこだわりなどを説明してもらいながら購入する買い物」
へと、大きくシフトしつつあるのです。
このような中、今後発展をすべき、小さな小さな【哺乳類】にあたるのは誰か?
小さな体である為、環境に適応し易く繁栄の可能性を秘めた存在、それは、、、長年、地域に密着した商売を続けてこられた地域密着型の商店であると、私達は考えています。
そのような商店様には、今、時代の追い風が吹き、無限の可能性がある、と感じるに至りました。
「大手スーパーや、大手コンビニには負けない!」と元気に商売をやられている商店様を、会員組織としてネットワーク化し、そのネットワークに全国の「本物志向のこだわり商品」を製造しながら、販路が無い為に成長できていないメーカー様の商品を提供できれば、、、
21世紀の新たな勝ち組の食品小売業態が創れるのではないか、と私達は考えました。
そこで、私たちは豆冨等大豆関連商品を揃えた1坪強の【売場】を、全国の意欲的な商店様のお店の中に展開するところからスタートし、これから『匠味本舗』として様々な「本格志向のこだわり商品」をリリースしてまいります。
「暫く足が遠のいていたお客さんが戻ってきた」「本当に美味しかったから又行きます、という電話をわざわざ掛けてきてくれた」「本業の商品の売上げも上がった」など、来店客数が増えたことで商売が楽しくなり明るくなった店主様の表情を拝見させて頂くときが何よりもうれしい瞬間です。
「価格競争が激しいスーパーやコンビニに卸していたのでは自社ブランドが育てられない」、あるいは、
「本当に良い商品を創っていながら、販路が無い為に成長できない」と悩んでいる中小メーカー様は沢山あります。
本当に良い商品を生み出すメーカー様と、商品力を活かし付加価値をつけて販売することができる地域密着型の商店様と、それぞれの強みを発揮したネットワークづくりを目指します。
スタートしたばかりの事業ですが、「小売店・商店街の元気が日本の元気につながる」というモットーのもと、出発点である店舗の活性化という実感は確実に掴めています。
変化の激しい時代に、過去と同じ経営手法で店舗経営を行うことでは生き残ることは出来ません。
「もっともっと地元に必要とされるお店になる為に差別化を!」と真剣にお考えの小売店経営者様と共に新たな小売業態を創って参りたい、と考えております。
1店舗1店舗は小さな力でも、皆で力を合わせればどんな大手スーパーにも負けないお店が作れる、と信じ、私達は活動して参りますので、宜しくお願い致します。
平成20年4月
代表取締役社長 黒川 健太
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